アメリカの基準は「〇〇」で間違いない!という話

アメリカといえばアレ。そうアレしかありませんよ!

イアン君の場合・その1

先日、アメリカ人の友人イアン君が日本に来ました。天気も良く散歩日和だったので、代々木公園とその隣の明治神宮を案内することになったときのこと。

そこには弓道場!偶然にも試合中だったらしく、観客席から静かに観覧することに。張り詰めるような緊張感のなか、珍しいね!とっても日本的だね!などと突然のイベントに興奮しているイアン君。

素人の私たち。あの的に当たればいいんでしょ?的なことは一目瞭然です(説明してって言われなくてよかった…)。そこでイアン君が一言、

「あのターゲット、意外と小さいね。Lサイズのピザと同じくらいだね。

ヴッ!!(吹いた)
厳かな雰囲気のなか、声を殺し、肩をを震わせて笑いをこらえたのもいい思い出。

イアン君の場合・その2

以前の記事でもご紹介した通り、私は片足がありません。本当に稀ながん(なんと10万人に1人の発症率!)だったため、家族親戚友達一同、あっというまに話は伝わり、遠いアメリカのイアン君も知るところとなりました。

お互い酔っぱらったついでに(?)ビデオチャットしようということになり、義足になって初めて画面越しながらもお互いの顔を見て、闘病から現在に至るまでを話し始めました。これはよくある質問なのですが、

「あのさ、切った足っていまどんなふうになっているの?」

興味を持ってくれるのは非常に嬉しいので、私は膝上で切った足先(断端といいます)を見せました。太ももがまん丸に縫合され、脂肪でプルプルしています。ムニムニ。↓↓↓

すかさずイアン君、驚きながらも

おおお…まるでピザの生地(pizza dough)みたい!

ヴッ!!(また吹いた)
この柔らかさやモチモチ感(?)がそれを連想させたようで、彼は「超さわりてぇ~!!」を連呼、わたしは盛大に吹きました。

Tくんの場合

私はTくんと日本食料理屋でゴハンを食べていました。

パクパク、うまいうまい。
私「あ~。やっぱり日本食を食べると『私、日本人だなぁ』って思うの。Tくんはどんなとき『アメリカ人だな』って思う?」と質問しました。
Tくんは、

ピザと、汚い言葉(swear wards)と、貧乏人はすぐ死ぬ、ことかな。」

また出た!ピザ!そして毎日聞く汚い言葉の数々と、国民皆保険のないアメリカの恐ろしさが一気に伝わってくる一言でありました。

すべての基準になりうるもの、それがピザ

お客様が来たとき、パーティー、イースター、サンクスギビングにクリスマス。ホームメイドにデリバリー。イタリアから伝来したあと、いったい人生で何枚のピザを食べてきたんでしょうか。
でも一つ言えることは、とにかくおいしければなんだっていいよね!(身も蓋もない!)

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