【特に北米】海外通販・国際郵便は「秋冬」を避けるべき!とその理由

Amazonはじめ、いまやボタン一つで世界の裏側からだって荷物が届くこの時代。リモート勤務も定着し、家から出ずとも欲しいものが手に入る。しかしどんなに技術が進歩したって、その品物を運んでくれているのは運送会社や郵便局員の人たちがあってこそ…(本当にありがとうございます!!涙)

また自社の商品を海外へ発送する場合や、家族・親戚・友人が海外に住んでいる場合もあるでしょう。そんなときは「北米の祝祭日」に気をつけて!

北米では秋冬に祝祭日が目白押し

特に北米では、10月~12月にかけて国民的に大切な祝祭日がぐっと増えます!ということは働いてくれる人だってお休みするということ。そしてその合間や直前は鬼のような仕事量とスケジュールということでもあります。これからやってくる代表的な祝祭日を見てみましょう。↓↓↓

Halloween(ハロウィン)/10月31日

日本でもすっかり市民権を得た行事、ハロウィン。10月に入ればお店のショーウィンドウはオレンジ一色、日本も負けていませんが、欧米では子供以上に大人のほうがテンション爆上がり、ユニークな衣装づくりに本気を出します。いままさにコスプレ衣装をアマゾンで探しているポチッてる人、多いはず。配達員さんが日に日に増えていく荷物を前にいやな汗をかき始めます。

Thanksgiving Day(感謝祭)/11月の第4木曜日

日本では「七面鳥を食べる日でしょ?」くらいの認識のサンクスギビングデー(感謝祭)。派手さはないものの、北米では国民的な祝日であり、家族や親戚で集まり大規模な食事会を開きます。たいていにおいて翌日の金曜も休むので実質4連休、食料を山のように買い込み、それにあわせて人が大移動し、各交通機関は大・大・大渋滞。配達員さんたちに過労と寝不足が襲ってきます。

Black Friday(ブラックフライデー)/11月第4金曜日

そう、感謝祭の翌日です。正確には祝祭日ではありませんが、アメリカの小売業では1年で最も売り上げる日とされ、われ先にと家電量販店に人々がなだれ込む様子はニュースでご存知の通り↑。この日を皮切りに、小売業者はその年の売り上げを一気に黒字へと転換させる年末商戦の幕開けです。各店舗は戦争かと見間違うほどのお祭り騒ぎ、もちろん警察は出動、道路は大渋滞。配達員さんはもう白目をむいています。

Cyber Monday(サイバーマンデー)/感謝祭明けの月曜日

感謝祭での団らんのひとときが終わったら、いよいよ一大イベント・クリスマスへ向けてのプレゼント選び。家族へ、友達へ、愛するあの人へ。もちろんそれを見込んだECサイトは大売出し、みな仕事の休憩時間にネットを巡回、注文ボタンを連打して、インターネットショッピングが大爆発する1日です。スマホとオンラインショップの急成長で、手軽にギフトができるようになり、経済は活性化し小売店はウハウハ、しかし配達員さんのライフはもうすでに1です。

Green Monday(グリーンマンデー)/12月第2週の月曜日

ここ10年で生まれた、まだ日本では馴染みのないこの言葉。「オンラインショップで注文し、クリスマス休暇前に自宅に届く締切り間近の月曜日」であり駆け込み需要が発生する(Wikipedia参照:英語)のがこの日!やばい!とにかくクリスマスには間に合わせなきゃ!というギリギリのタイミングで、これまたネットショップの注文ボタンが連打されまくり、配達員さんはもはや幽体離脱。

Christmas(クリスマス)/12月25日

待ちに待ったクリスマス!この日のために山のような買い物を済ませ、ツリーの下にはドッサリとプレゼントを積み上げます。あの人から届いたクリスマスカードを開けてウフフ!壁や机に飾りましょう。とっておきのごちそうを食べた後はみんなでクリスマス映画を観ながら夜更かししてウトウト…この幸せの日のために配達員さんは…ウウッ!(涙)お願いだからお正月くらいは休ませて…

物流はパニック、無事に届けばラッキーのつもりで

北米のホリデーシーズンの物流は、遅延、誤配は当たり前。もしくは注文リストの下に埋もれて忘れ去られるなんてことも…ちゃんと届けばいいほうで、それを見越して海外への通販や郵便の手配は早めにしましょう、配達員さん死んじゃいます。

そんなこんなで、確実に届けたい大切な品物は、秋冬は避けるのが無難。どうしてもの場合にはトラッキングナンバーなどをちゃんとつけましょう。なぜなら3か月半遅れで手元に届いたときのあの悲しさ!(マジ)気楽にポチポチしてごめん!でもポチるけど!全国の、いえ地球上すべての配達員さん、ありがとうございます!(涙)

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