お金のない若者バックパッカーの移動手段「ヒッチハイク」。長旅をすると、見かけることも、やる機会もけっこうあります。世界40か国を旅した経験から得た、より安全に、成功率高くヒッチハイクをする方法と注意点はこちら！
①2人でヒッチハイクする
いちばん車が止まってくれる確率が高いのがこれ。通り過ぎる一瞬でドライバーが判断するのは「乗せても大丈夫そうな人物かどうか」。特に男女2人ならカップルか夫婦か、同性同士ならお互い協力していそうな安心感があります。顔をしっかり見せて笑顔でアピール。
②サインボードには次の目的地のみを大きく書く
次の目的地のみを太字で大きく書きましょう。それ以外はいりません。本当の目的地がたとえ遠いとしても、その手前の大きな街くらいまでは乗せてくれることが多いです（※こんな顔をする必要はありません）。
③見通しのいい道端、もしくはガソリンスタンド
周りに何もない道端でヒッチハイクをするのは、目につきやすいと同時に、車が停車しやすいからという利点があります。あとは、ちょっと助けてあげたいなという心理が生まれるかも。
意外にも成功率が高く、でもやる人が少ないのがガソリンスタンド。一般道でも高速でも、やや忙しそうなガソリンスタンドを見つけてそこで待機し、給油中、トイレ休憩、売店で買い物してる人に直接話しかけます。面と向かって話した方が相手も安心しやすく（また断りやすく）、なんといっても次から次に車が来ます。雨風もしのぎながら一石二鳥！
注意：ヒッチハイクが違法な国がや地域があります！
国土の大きな国でするヒッチハイクはロマンがありますが、やる前に確認しましょうね。荒野で車が故障し、助けてあげるふりをして次々に若い旅行者を殺していくシリアルキラーを描いた“Wolf Creek”という映画。なんと実話です。（脅かすわけではありませんが）怖い、怖すぎる。そんなこともありオーストラリアでは違法です。
もしも乗せてくれたら、笑顔と楽しい話題と少しのプレゼントを。でもね、どこの誰ともわからない者同士、人を助け、助けられながら進む道程は、一生忘れず、一生語れる物語になりますよ！「勇気の親友は楽観主義」、この言葉を皆さんに送ります。
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