どんな理由にせよ「いまお金が欲しい、いる!」となったら、もう単純に2つしかないでしょう。
①収入を増やす
②支出を減らす
そりゃそうだとは思いつつ、それが難しい?でもこの2つしかなくて、そのどっちかしかないというのなら、お勧めするのは②です。なぜならこっちのほうが楽だからです。しかもやりたいことと、その期限が明確に決まっているなら話は早いですよ!
やるなら極端に
私が世界旅行に旅たちたい一心で、心に火がついたとき「よし、生活費を限りなく低くしよう」と思い立ちました。なんという無謀!と思います?まあそうかもしれませんが、みなさんが若く独身で身軽ならそうでもありませんよ。独身じゃなくたって、推進力があれば「いまある享楽やあれこれを維持したい」とは思わなくなるはずです。
時間をすべてお金に換えた
2年の世界旅行を300万円でやり遂げたいと計画をたてた私がとった行動は、まず2つのバイトを掛け持ちしました。もう本当に単純な思考です。
1つは10時~15時のレストランでのウェイトレス、時給1000円。もう1つは自宅から1分の居酒屋での夜17時~25時(週末は27時!)のホール、時給1250円。バイト先には「とにかく全部シフトに入るので!」と伝え、夢中で働きました。
食べて寝る、物欲も減る
え?いつ寝てるの?と思ったみなさん。そうです、この仕事の隙間はすべて寝ていました。ご飯をたべて布団へ直行。だらだらする時間はなく、お酒もたばこもやりたいとは思いません。このくらい忙しいと「何か欲しい」とも思いません。
当時私は実家に住んでいて、親に5万円を家賃として渡し、それ以外は貯金です。なんと平均労働時間15時間、人から言わせればやりすぎだし不健康な生活と言われるかもしれませんがね。だからその結果、半年で100万くらいは貯まりました。
長期の休みは短期バイト
GWや年末年始の大型連休はそれなりのバイト募集が出るので、パン工場のライン作業の深夜シフト、道路工事の警備(高速道路の上を歩き、軽トラの上から三角コーンを投げまくる面白いお仕事)、食品販売のマネキン、選挙やコンサートなどの設営なんかもやりました。同僚もなかなか面白い人が多く、休憩時間のおしゃべりは退屈しません。
お気楽大学生、敬虔なイスラムのパキスタン人、正社員顔負けの働きぶりの主婦、ひたすら女子には優しいお兄さんなど、人生交差点のようです。
めきめき健康になっていく
面白いのは、非常に身体を動かすことで食欲が増し、悪習慣がなくなり、行動に迷いがないので、どんどん健康になっていくという副作用があることです。時間を持て余して変な行動したり、余計なことを考えないというのはすごく、一生できるライフスタイルではないかもしれませんが、「カットオフ」する生活は人をたくましくさせます。
①実家に身を寄せる
②空いてる時間はすべて何かをしている
③食費以外の生活費を極限まで下げる
この3つを半年か一年続ければ、当面の余裕のあるお金は貯まります。
友達と健康、その2つだけでいい
でも大切にしてほしいのはもちろん健康と、友達との会話や付き合いです。
たまにでいいので友達とご飯を食べて、話しをして、夢を語りましょう。応援してくれる人は何ものにもかえがたく、孤独じゃないと教えてくれます。
いったん手に入れた生活レベルを下げたくない?でも月収30万円あっても、50万円あっても、なんでみんなそんなに苦しそうなの?
(次回の投稿は、私の経験した中でも最も面白い仕事について書きます。お楽しみに!)
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