【今すぐ買える】最強虫よけ選手権!成分別・形状別で賢く選ぼう!

高温多湿で山がちな日本は、虫の宝庫。せっかくの海・山・川遊びも虫に刺されては楽しさも半減。世界の熱帯地方を旅して学んだ虫よけの知識と、今すぐ買える最強の虫よけスプレーをご紹介します!この夏、最強の日焼け止めと合わせて、肌をガッチリガード!
まずは以下の2つの基本ポイントを押さえて自分に適した商品を選びましょう!

ポイント① 3大成分とその特徴

成分表を見てみると、主にこの3種類↓の有効成分が使われています。それぞれの特徴と違いをおさえましょう。

①ディート (DEET) / 虫除け力 ★★★★★
・米国陸軍によって開発され、70年以上にわたって使用されてきた強力成分

・皮膚には安全なものの、ややベタベタとした使用感
・強めの匂い
・プラスチック製品を溶かす

ほとんどの製品に含まれている、虫除け成分の代表格・ディート。2016年には濃度30%まで認可されました。しかし6ヶ月以下の乳児には使用できないことや、プラスチック製品を溶かす特徴があるので、衣服や靴、サングラスなどを傷つけないように注意が必要です。

②イカリジン (Icalidin) / 虫除け力 ★★★★☆
・1980年代にドイツの製薬会社によって作られ、日本では2016年に認可された割と新しい成分

・皮膚への刺激は弱く、匂いも少ない
・年齢制限なく、赤ちゃんから使える

ピカリジン(Picalidin)とも呼ばれ、ディートと同等の虫除け力。効果を発揮する虫の数は、ディートよりやや少ないものの、日常生活で使うには充分。最大15%まで認可されており、高濃度のものほど長時間の虫除け効果が期待できます。

③それ以外の天然成分 / 虫除け力 ★★☆☆☆
・ハッカやミント、ヒノキやレモンユーカリなどが代表的

・爽やかな香り
・低刺激で、とにかく肌に優しい

化学薬品には抵抗が…やっぱり植物由来のものがいいわ!という方向け。敏感肌の方が安心して使えて、心地のよい香りで気分も◎。シトロネラールという虫が嫌う成分が有名なので、覚えておくといいでしょう。しかしディート、イカリジンと比べると虫除け効果は弱くなります。

ポイント② 形状で選ぶ

一般的な虫除けスプレーの形状は、広範囲に勢いよく塗れる「エアゾールタイプ」小さな範囲に少しづつ噴射する「ミストスプレータイプ」がありますが、チューブから出してしっかりと塗布できる「クリームタイプ」「ローションタイプ」「バームタイプ」もあります。
手が汚れるのを避けたい、持ち運びに便利、すみずみまで塗りたいなど、それぞれ利点があるので目的に合った形状を選びましょう。

強力かつ王道のディート系

北米では最も一般的なこのOFF!シリーズ。アメリカの薬局やスーパーには必ずと言っていいほど置かれている大定番商品。エアゾールタイプで一気に広範囲に塗布できます。ロライマ山を一緒にトレッキングしたブラジル人たちもこれを愛用していました。

湿気大国・東南アジアのタイでいちばん売れている(であろう)、ソフェルの虫除けシリーズ。タイのコンビニには小さなパウチになったクリームタイプや、15ml程度の小さなミストスプレータイプなど種類は豊富。そしてフローラルやシトラスのいい匂いつき。

やたら効きそうな、この無骨なラベルデザイン笑。ヒル避けとして、ズボン・靴・そで周りなどの衣類にスプレーするタイプ。湿気のある深い山林などでのトレッキングに重宝しそうです。

最高濃度ディート30%で5~8時間程度の効果が持続。肌に優しい4種のうるおい成分配合で、使い心地も研究されています。

赤ちゃんから使えるイカリジン系

イカリジン15%配合、200mlのミストタイプ。きつい匂いの製品が多い中で、ベビーソープの香りは夏場にぴったりですね。エアゾールタイプ、ジェルタイプもあります。

めずらしい置き型のポンプボトルのミストタイプ。お子様などがミストを吸い込むことが少なく、400ml大容量なので家族みんなで使えますね。

イカリジン系は肌や衣服の素材への刺激が少ないので、必要に応じて薄いシャツの上から吹きかけておくとさらによさそうです。

イカリジンとハッカ油配合で、清涼感のある香りは蒸し暑い夏にぴったり。

安心安全の天然成分系

キャスターオイル、シトロネラ、レモングラス、ローズマリーなどを配合したオーガニックな虫除け。好みにもよりますが、バームタイプはしっかり肌に塗布している感じがしてイイ!という方も。

ダイズ、シトロネラソウ、ハッカ、スギなどオイル配合。100%天然成分なので顔などに塗るのも安心です。

レモングラスやペパーミント、ユーカリなどのハーブの香りで、本来の虫除け効果の他にもアロマやデオドラントとしても利用できそうです。

天然然温泉水、ローズマリーエキス、さとうきび由来のアルコールを使用。肌に直接スプレーしなくても、服やベビーカーなどにつけて効果を発揮するという、安心設計の一品。

まとめ

用途や目的に合わせた虫除けを選んで、キャンプやアウトドアシーンもこれで快適!

海外へ行く場合は、飛行機の機内持ち込みが面倒だったりするので、現地の薬局で購入するのもおすすめです。たとえ外国語表記でも、成分表には “DEET○○%” のようにちゃんと記載されているので単語を覚えておくだけで大丈夫!
また日本にはない高濃度のものや、その土地の虫に適した製品が売っているので、見て回るのも楽しいですよ!(そして本当によく効きます!)。

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