「ベトナム・カンボジア10日間の旅」
初の海外旅行・トルコから1年後。私はまたいつもの日常に戻り起伏のない生活をしていると、またしても母親がHISのパンフレットを見ながらチラチラとこちらに目配せしてきます。
医師の宣告通りに、祖父はピタリ1週間で他界してしまったおかげで前回トルコ旅行に行けなかった母は、落ち着きをとりもどしたと同時に、今年こそといった面持ちでまたガイドブックに目をやっています。
「アンコールワットってすごいと思わない?ねぇねぇ」
母親はもう完璧に「こいつは誘えば来る」という態度でこちらに近づいてきます。
好奇心が強く出好きな母も、ひとりで海外というのは心細く味気ないようで、ツアー旅行2人旅という形が理想的なようです。
当時DTPオペレーターとしてバイトしていた大手求人広告会社は、労基法にのっとり(そこはさすが求人関係)バイトといえども有給消化をしっかり認めてくれる良い会社でした。
(↑本当はこれが当然。日本の雇用主たちよ!!)
前回のトルコで「何かが植え付けられた」わたしは、躊躇なくすんなりと有給届を出して羽田空港へ向かったらハノイ、ホーチミン、ハロン湾、アンコールワット…灼熱の5月の東南アジアです。
計画されたツアーでさえも、アクシデントは起きる
降り立ったそこは湿度と熱気の中、一日中流れ続けるバイクとクラクションのホーチミン市!もうこれだけでベトナム感100%。個人的には観光地もいいけれど市井の人々の日常のほうが生々しくて大変よろしい。
千原兄弟の兄・せいじはバイクタクシーの運転手に「倍の値段出すから俺に乗らせろ」といって自分で乗り回したとか。今度は私もそれやろうと思います。
まず、腹は下すよね
生水は避けていたのに、どうやらチェーに入っている氷に当たったようで到着早々軽い下痢に(ただし美味)。
道中のきれいな景色も気もそぞろで、何かを口にするたびウッ!と腹を抱えてトイレへ駆け込むのを見かねたツアーガイドさんに頼んで現地の病院へ連れて行ってもらい、点滴と飲み薬をもらい乗り切りましたが結局帰国まで治らず…。
実生活だっておなかは下すし、病院行くし、そのための保険だし…旅のいいところは、「まあいいか」。こういった望んでないイベントも穏やかな精神状態でこなせるメンタリティーが養われていくことでもあります。
ベトナムならよくあること
ホテルのレストランで巨大なネズミがテーブルの上のチーズを盗むのを目撃する、ベッドサイドの電気は接触不良、国営デパートの従業員のやる気のなさ(さすが社会主義)、おつりの無さ、スコールに打たれ全身ずぶぬれ、両替でゼロの多さと紙幣の多さにごまかされそうになる…(※1万円=約2,000,000VND・ベトナムドン)。
違う・・・違うぞ!!
些細なことながらも、違うということはこんなにもエキサイティングなことなんだと興奮してきます。
生い茂るジャングルの間をボートで下る、これぞ東南アジアそのものというミトーでのメコン川クルーズ。
その先には、
中洲にあるキャラメル工場という名のただの掘っ立て小屋の下でけなげに働く女の子たち。
クメールの彼方へ
5日目あたりで隣国・カンボジアのシェムリアップへ。これが泣く子も黙るアンコールワット遺跡群!5月の炎天下には大人も黙りがちになりながらも、無限のレリーフの迷宮の中へ中へ。世界中に遺跡は数あれど、雰囲気やスケールが群を抜いています。
トゥームレイダーのロケ地になる前の「タ・プローム」。大きいなきれいだなと写真を撮るだけではもったいない。手からの感覚はとても鋭敏なので、なにかあったらまず触るようにしています(もちろん触っていいところだけです!)
たった10日間の間に世界遺産をいくつもめぐれる国、それがベトナム。ハロン湾もその一つ。フランスの「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟しているとか(今知った。なにそれ?笑)
おまけ:君の名は?
「ねえねえ、MIOって日本語でどういう意味なの?」
たくさんのベトナム人に聞かれるので理由を聞くと、東南アジアで大人気の110ccのスクーターと同じ名前だからだよと教えてくれました。これがYAMAHAのMIO↓↓↓。どうりでみんな笑ってたわけか。
(出典:Wikipedia)
最初からなんにでも興味があるひとなんていないけど、誘われるままについていけば、次回から周りが誘ってくれるようになる。だからそれにまた飛び乗っているうちに、「こいつは誘えば来るやつ」と思われる。そうなればもう勝ちです。あとは楽しみが自動運転です。
だって何もしなくても周りが面白そうな機会を持ってきてくれるんですから!
親が死にそうとか、超絶具合が悪いとか、そうじゃなかったらどこまでもYESと言いつづけましょうよ!
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