今年も残りあとわずか。テレビは今年の重大ニュースや出来事を振り返る特番が流れ、そして頭によぎるのは、この1年のやらなかったこと、やりかけたのに中途半端なまま達成できずにいるものの数々。ため息まじりに「来年こそは・・・!!」と意気込んでいる人、多いでしょ?
そんな自分にもういい加減ウンザリしつつ布団にくるまっていた私を、机に向かわせ外に出かけさせたYoutubeがこれです。とにかく、まずはご覧ください。↓↓↓
■もくじ
How to stop screwing yourself over(日本語字幕あり)/Mel Robbins
2011年から2200万再生(!)を記録しているこの動画。モチベーショナルスピーカーになるために生まれてきたような、実にユーモラスで小気味よく、説得力のある語り口!
彼女はメル・ロビンス。このTed x talksと著書 “The 5 Second Rule” で知られ、「5秒ルールー直感的に行動するためのシンプルな法則」として日本語訳もされているので、ご存知の方も多いのでは?各ソーシャルメディアはもちろんのこと、アメリカではいまや自身がホストを務めるトークショーなどをもっています。
20分を一気に要約すると、
彼女の語りの熱量を感じてほしいので動画とばさず見てほしいところですが、めんどくさい方にわかりやすく箇条書きでまとめると、
・あなたの望みは何?これが超大切
・実は望みをかなえるのはとても単純。ただし簡単とは言ってない。
・人生で「変えたい」と思うことがなんであれ、あなたは絶対にやる気にならず、助けも来ない。
・死んでもやりたくないことを自分にやらせることで、なりたい自分になれる。
・人生に行き詰まりや不満を感じるのは、それはシグナル。
・心は探求と成長を必要とし、それを満たす唯一の方法は強制的に居心地を悪くさせること。
・感情に振り回されていたら望みは手に入らない。だってあなたは決してやる気にならないんだから。
・やりたい気持ちがふと沸いたとき、5秒以内に行動に移さなかったらそのアイデアは瞬殺。
この動画で繰り返される “You are never going to feel like it.”(あなたは絶対そんな気にならないでしょうよ。)という言葉。前回の記事「きみは、やらない。絶対に。」のタイトルはここから来ています。
(そんなに何回も言わなくたって・・・という気にもなりますが。笑)
「モチベーションなんてゴミくずなのよ」
もうこの時点で99%の人が共感してるはずです。(耳が痛い・・・!)と歯ぎしりをしつつ同じ思いで動画をみているはずです。そしてさらに “motivation is garbage”(モチベーションなんてゴミクズ)と言い切るこの動画(英語ですががんばって見て!)↓↓↓。
人間の脳というのは(生存するために)怖いことや難しいこと、居心地の悪いことをするようには作られていなく、やる気を感じるときなんて、簡単なことをやろうとするときだけ。なにかを成し遂げている人は、自信のなさなど飛び越えて、戸惑うことさえなくとりかかったひと。
無職で、3人の子供を抱えて、倒産の危機に直面した41歳だった彼女が、脳科学的な側面から気づいた人間の行動のトリックがすべて説明されています。
やればいいよ、感情なんてあとあと
だってあなたは、絶対にやる気になんてならず、何かを達成するには行動しかなく、アイデアは5秒で瞬殺され、大人になるということは自分をいかに躾けるかということであり、なのに気まぐれに顔を出す遠い親戚のようなモチベーションとやらを待つなんて?
何かをすれば、何かが変わるのにね?なにかをやるのに、本当は理由も感情も、なにもいらないのにね?
「心のスヌーズボタン」を押しながら、居心地のいい私設刑務所にいるのは、今日が最後でいいでしょう。外は寒いけどね。
>>次の記事→酔って10メートルの高さから川へ飛びこんで得た教訓
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