【インド】一家に一神!「ガネーシャ」が今すぐわが家に必要な理由5つ

ヒンズー教の神々の中でも、圧倒的人気を誇る「ガネーシャ」。少し前に「夢をかなえるゾウ」という本が大ヒットし、ご存知の方も多いかと思います。
全インド人(と言っても過言ではない)からのアツい信仰心を集め、象の顔をもつ印象的な風貌とあいまって、不動の人気ナンバーワンのヒンズーゴッドです。

ガネーシャ誕生の有名すぎる逸話

(意訳:)母親であるパールヴァティー自分の垢(!)を集めて命を吹き込み、息子ガネーシャが誕生。しかしそれを知らずに帰ってきた父親のシヴァ「誰こいつ?」と彼の首をはねて山へぶん投げ、見つからなかったので代わりに象の首をつけ、現在の姿に。

あまりにもトンデモで有名なこの話をはじめ、インド、ネパールをはじめ多くの東南アジアの家庭や店先には、花の首飾りとお線香とともに据えられている、とってもありがたい神様です。

どれだけありがたいかというと…みんなのアイドル、ガネーシャ様のご利益はこちら!

1. 商売繁盛

今も昔も「商売繁盛」。インドやネパールの商店の軒先やレジ横には必ずと言っていいほどガネーシャ像が飾られており、お店を開けて一番に、お線香をあげてお祈りをしてから仕事を始めます。
日本のレストランやインド食材店などでも見たことある人、多いんじゃないでしょうか?

2. 学業成就

ガネーシャの4本の手にはそれぞれ(自分の折れた)牙、斧、器にこんもり盛られたお菓子、そしてまっすぐ開いた手。場合によっては蓮の花だったり大根の葉だったりします。そして知恵の神様らしく、書物が足元に開かれています。
受験前に熱心にお祈りする学生の姿もよくみられます。

3. 交通安全

ヒンズー教の神様たちはみんな動物の乗り物を持っています。そしてガネーシャ、彼の乗り物は「ネズミ」。どんな隠れた場所へでも駆け巡ることができる動物であるネズミが必ずそばにいること、気づきました?。

↑うちにあったポストカードをよく見たら、やっぱりいました!
こんな身体をしながらもこれに乗るとは…笑

それが由来で、車やトゥクトゥクの運転席まわりにガネーシャを飾っておく人がたくさんいます。

4. 五穀豊穣

またネズミは農作物を荒らしたり盗んだりする害虫であり、それを征服し使いこなすガネーシャは「五穀豊穣」の象徴です。

ちなみに器にこんもり盛られたお菓子は、大好物のモーダカ。
甘いものをほおばり、まるまると太れるなんて贅沢の極み。一緒にかじってるネズミもカワイイ。

5. 障害除け

そして一番知られているのが「障害を取り去る者」としての役目。
ビジネスから行事、人間関係や恋愛関係の障害も取り去るとされており、その日の仕事を始める朝など、とにかく何かに取りかかる前には真っ先にガネーシャにお祈りです。

こぼれ話:謙虚な人格者

ネパール人の友達は、家族みんなで夕飯を食べ終えたあと、一日一章、ひとりづつ、ヒンディー神話を音読していくのが習慣なのだと教えてくれました(たぶん敬虔な家族ですね)。
その中でも、ガネーシャの聡明さを表す逸話があります。

この世界を3周しなさい

ある日、父親であるシヴァが、息子であるガネーシャ(兄)とスカンダ(弟)に勝負をさせます。

この世界を3周して、先に私の足先に触れたものを勝者とする!

勝ち気で傲慢な弟のスカンダは、われ先にと自らの乗り物である孔雀に乗って先を急ぎます。

一方、ガネーシャはあの太鼓腹、かつ彼の乗り物はネズミ。まったく勝ち目はありません。
そこで彼は深く考えたのち、シヴァとパールヴァティーの周りをぐるぐると回りだしました。そして自分の目もグルグルとまわって、バタン!と倒れた手の先にはシヴァの足先がありました。

私にとって、あなたたち両親こそが世界そのものです…。

シヴァはそのガネーシャの知恵に感服し、彼を勝者としました。

私はこのエピソードを聞いて、一気にガネーシャが好きになりました。
ヒンズーの神話はどれもこれもぶっ飛んでいつつも、なぜか理にかなっている気がするのが不思議。

ちなみにわが家のガネーシャコーナーはこちら。↓お香や香木を焚いたりしてます。

心が整えばそれでよし

実家では仏壇に手を合わせ先祖代々に感謝し、一人暮らしのアパートではガネーシャにお祈り。
仏教だろうとヒンズーだろうと、神棚だろうと銅像だろうと、写真だろうとポスターだろうと、個人的には「心が整えばそれでよし」。

その日一日を気持ちよく始め、今日も無事に眠れることのできる喜びは世界共通ですから。

一家に一神、こころの推し活!
それならご利益てんこ盛りのガネーシャにきまり!

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